ナノ物性物理とバイオの融合研究拠点

研究拠点長

一柳 優子

1996年 横浜国立大学 工学研究科 物理学 修了
1997年4月 横浜国立大学 工学部 助手として着任、講師、准教授を経て
2019年10月より 横浜国立大学 大学院工学研究院 知的構造の創生部門 教授

ナノサイズの磁気微粒子を作製し、その医療応用研究を進めています。がんの早期発見・早期治療を目指し、物理をはじめ電子工学、バイオの研究者が集結し学際的な研究を進め、「磁気セラノスティクス」時代を切り開きます。
国内のみならず海外の様々な研究グループとも国際共同研究を推進し、大規模な国際会議を主催したりするなど、海外の研究者との協力関係も強固なものにしています。


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豊穣な社会のための防災研究拠点

研究拠点長

細田 暁

1996年 東京大学 工学部 土木工学科 卒業
2001年 東京大学 工学系研究科 社会基盤工学 修了
2001年4月~2003年9月 東日本旅客鉄道株式会社建設工事部構造技術センター 技術員
2003年10月 横浜国立大学大学院工学研究院 着任 助教授、准教授を経て
2018年7月 横浜国立大学 大学院都市イノベーション研究院 都市イノベーション部門 教授
現在に至る

豊穣な社会とは、誰もが将来の世代のために
夢と希望を抱いて耕し続ける社会である、と私は考えます。

豊穣な社会を構築するため、
私たちは、元気なインフラに支えられる
防災力・減災力の高い社会を目指して、
文理融合的な研究、教育にチャレンジ、
成果の社会実装に取り組みます。


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地球環境対応型の
未来都市デザイン研究拠点

研究拠点長

吉田 聡

2001年3月     専任 横浜国立大学 大学院工学研究科 講師
2001年4月 - 2004年3月 専任 横浜国立大学 大学院環境情報研究院 講師
2004年4月 - 2007年3月 専任 横浜国立大学 大学院環境情報研究院 助教授
2007年4月 - 2011年3月 専任 横浜国立大学 大学院環境情報研究院 准教授
2011年4月 - 現在 専任 横浜国立大学 大学院都市イノベーション研究院 都市イノベーション部門 准教授

今日の都市や地域には、地球温暖化、災害リスクの増大、生態系の荒廃などのさまざまな環境変化に対応しながら、多様な人々のニーズに寄り添った、活力あるまちづくりが求められています。一方、情報技術の発展とともに、まちづくりのDX化の社会的要請も高まっています。そこで本拠点では、多分野の研究者、および自治体、企業、住民などの多様な関係者が、複雑で多岐にわたる環境の情報を可視化、共有し、協働で都市や地域のデザイン、マネジメントを行うためのデジタルツインの構築、活用に向けて、以下の研究に取組んでいます。
①横浜みなとみらい21地区を対象に、デジタルツインを実現するためのGIS(地理情報システム)によるバーチャル都市空間を構築する研究。
②バーチャル都市空間の機能として、特に人の動きや振る舞いの実態の把握、その要因分析、マルチエージェントシミュレーションによる可視化を可能にする研究開発。そのために必要な人流データや情報の収集とバーチャル都市空間を活用した解析研究。
③デジタルツインによる人の動きや振る舞いに関する研究成果を、安全・快適な人の歩行誘導、回遊性向上、売上向上やブランディング化など、さまざまなエリアマネジメントのサービスに展開するための研究。


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ものづくりライフイノベーション研究拠点

研究拠点長

丸尾 昭二

1997年3月大坂大学大学院工学研究科応用物理学専攻博士後期課程修了。博士(工学)。日本機械学会フェロー、応用物理学会、電気学会、OPTICA、IEEE等の会員。日本機械学会マイクロ・ナノ工学部門研究功績賞(2021年)など受賞。これまでJSTさきがけ、内閣府SIPプロジェクト、JST CRESTなどの研究を推進。

現在、超高齢社会を迎え、医療・介護の充実、健康寿命の向上、労働力の確保など様々な社会課題が生じています。そこで本拠点では、これらの課題解決に向けて、機械、電気・電子、材料、医療、バイオなど専門分野の異なる多様な研究者が連携し、独自の3Dプリンター技術やロボット・センサ技術、新材料を活用して、快適で安心・安全な暮らしの実現を目指しています。具体的には、主に以下の3つの分野で学際的な共同研究を推進しています。
① 豊かな未来社会を創造する「革新的ものづくり技術」の研究開発
(3Dプリンティング、ロボット、センサー、ナノ材料、バイオマテリアルなど)
② 未来の高度医療を拓く「先進医療・健康技術」の研究開発
(再生医療、人工臓器、医療診断技術、ヘルスケアデバイスなど)
③ 人の健康と快適な生活を支える「人間支援・福祉技術」の研究開発
(リハビリテーションロボット・VR技術、筋電義手、ウエアラブルデバイスなど)


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多様な健康長寿社会のための
バウンダリ・スパナー・デザイン研究拠点

研究拠点長

島 圭介

2009年広島大学大学院工学研究科博士課程後期修了。博士(工学)。2012年大学院工学研究院助教、2013年同准教授を経て2022年4月より環境情報研究院准教授。2019年よりUNTRACKED株式会社取締役CEOを兼務、生体信号解析、パターン認識、ヒューマンインタフェースなどの研究に従事。令和3年度文部科学大臣表彰若手科学者賞などを受賞。

本研究拠点は,学問境界や最先端技術と社会の境界,身体能力や文化などの境界(バウンダリ)を超え,互いの営みに対する理解を促すとともに,それらの要素が成果(社会実装)に結びつくメカニズムを機能させる方法論(スパナー)を確立する新しい学問,バウンダリ・スパナー・デザインの推進を目的としています。そのモデルケースとして,転倒予防・転倒リスク評価技術の社会実装に向けた文理融合研究を通じて,転倒リスクを抱える人々が日々の安心安全な生活を営むための「転倒しない街」の実現などを目指しています。学内外の研究者のほか,神奈川県の地域住民・自治体と連携しながら,以下の研究課題に取り組んでいます。
① 転倒リスクをはじめとする内在するヒトの機能の顕在化
② 歩行などのヒトの動作をアシストして機能を拡張するためのロボット・機器の開発
③ 転倒リスク低減させるための住まい・まちづくりに関する研究
④ このような先端科学技術の社会実装におけるELSI(倫理的・法的・社会的課題)に関する研究
⑤ 多様なステークホルダーによる対話(リビングラボ)の実践およびその方法論・規範研究


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文理連携による社会価値実現プロセス
研究拠点

研究拠点長

鶴見 裕之

横浜国立大学 大学院国際社会科学研究院 国際社会科学部門 教授。
財団法人流通経済研究所を経て横浜国立大学に着任。専門分野はマーケティング、主な研究テーマは「計量的なアプローチを用いたマーケティング及び流通に関する研究」。

本拠点の研究目的は、「社会科学研究者と自然科学研究者が協力して、社会価値を実現するイノベーションのダイナミズムを研究すること」です。

大学・企業の研究所・公的研究機関、及びそれらの連携によって、多くの優れた先端的な技術が生まれています。しかし、優れた技術であることは、社会に広く普及・浸透することの十分条件ではありません。社会的に普及するためには、潜在的ユーザーへの売り込み、顕在化したユーザーとの関係性構築、技術のフォローアップ(アフターサービス)体制、特許の管理、国内外標準化への取り組みといった、技術の研究開発そのもの以外のマネジメントが必要になります。

本研究拠点では、以上のような視角に立脚し、経営学を中心とする社会科学者と、実際に技術を開発している自然科学研究者が一体となって、大学で研究開発されている技術の社会への普及ダイナミズムを明らかにしていきます。


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ロボティクス・
メカトロニクス研究拠点

研究拠点長

藤本 康孝

1998年3月横浜国立大学大学院工学研究科電子情報工学専攻博士課程修了。博士(工学)。電気学会、IEEE、日本ロボット学会等の会員。2020年IEEE/ASME Transactions on Mechatronics最優秀論文賞受賞。

現代社会において地球温暖化問題と少子高齢化問題は,多重に対策を施して対応していかなければならない重要な課題です。前者はグローバルかつ時定数の長い問題で,後者は高齢者人口の増加に伴う社会保障の増大という側面と,生産年齢人口の減少に伴う労働力の減少という側面があり,主に先進国で顕在化している問題です。ロボティクス・メカトロニクス研究拠点では,これらの問題に対して,以下の研究に取り組んでいます。
① 製造業やサービス産業分野における動力の省エネルギー化
② 高齢者の自立支援や医療従事者・介護従事者の負担軽減を目的とした機器開発
③ 労働生産性を向上させる自動化技術