地球環境対応型の
未来都市デザイン研究拠点

研究拠点長

佐土原 聡

1985年3月 早稲田大学大学院理工学研究科建設工学専攻博士課程単位取得満期退学。工学博士。1989年横浜国立大学工学部助教授、同大学院工学研究科教授、環境情報研究院教授を経て、2011年より同大学院都市イノベーション研究院教授。東京大学空間情報科学研究センター客員教授。専門分野は都市環境工学。地域エネルギーシステム、GIS(地理情報システム)を活用した環境・防災まちづくりなどの研究に従事。2013年日本建築学会賞(論文)、2021年SAG(Special Achievement in GIS Award)賞などを受賞。

今日の都市や地域には、地球温暖化、災害リスクの増大、生態系の荒廃などのさまざまな環境変化に対応しながら、多様な人々のニーズに寄り添った、活力あるまちづくりが求められています。一方、情報技術の発展とともに、まちづくりのDX化の社会的要請も高まっています。そこで本拠点では、多分野の研究者、および自治体、企業、住民などの多様な関係者が、複雑で多岐にわたる環境の情報を可視化、共有し、協働で都市や地域のデザイン、マネジメントを行うためのデジタルツインの構築、活用に向けて、以下の研究に取組んでいます。
①横浜みなとみらい21地区を対象に、デジタルツインを実現するためのGIS(地理情報システム)によるバーチャル都市空間を構築する研究。
②バーチャル都市空間の機能として、特に人の動きや振る舞いの実態の把握、その要因分析、マルチエージェントシミュレーションによる可視化を可能にする研究開発。そのために必要な人流データや情報の収集とバーチャル都市空間を活用した解析研究。
③デジタルツインによる人の動きや振る舞いに関する研究成果を、安全・快適な人の歩行誘導、回遊性向上、売上向上やブランディング化など、さまざまなエリアマネジメントのサービスに展開するための研究。


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ものづくりライフイノベーション研究拠点

研究拠点長

丸尾 昭二

1997年3月大坂大学大学院工学研究科応用物理学専攻博士後期課程修了。博士(工学)。日本機械学会フェロー、応用物理学会、電気学会、OPTICA、IEEE等の会員。日本機械学会マイクロ・ナノ工学部門研究功績賞(2021年)など受賞。これまでJSTさきがけ、内閣府SIPプロジェクト、JST CRESTなどの研究を推進。

現在、超高齢社会を迎え、医療・介護の充実、健康寿命の向上、労働力の確保など様々な社会課題が生じています。そこで本拠点では、これらの課題解決に向けて、機械、電気・電子、材料、医療、バイオなど専門分野の異なる多様な研究者が連携し、独自の3Dプリンター技術やロボット・センサ技術、新材料を活用して、快適で安心・安全な暮らしの実現を目指しています。具体的には、主に以下の3つの分野で学際的な共同研究を推進しています。
① 豊かな未来社会を創造する「革新的ものづくり技術」の研究開発
(3Dプリンティング、ロボット、センサー、ナノ材料、バイオマテリアルなど)
② 未来の高度医療を拓く「先進医療・健康技術」の研究開発
(再生医療、人工臓器、医療診断技術、ヘルスケアデバイスなど)
③ 人の健康と快適な生活を支える「人間支援・福祉技術」の研究開発
(リハビリテーションロボット・VR技術、筋電義手、ウエアラブルデバイスなど)


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多様な健康長寿社会のための
バウンダリ・スパナー・デザイン研究拠点

研究拠点長

島 圭介

2009年広島大学大学院工学研究科博士課程後期修了。博士(工学)。2012年大学院工学研究院助教、2013年同准教授を経て2022年4月より環境情報研究院准教授。2019年よりUNTRACKED株式会社取締役CEOを兼務、生体信号解析、パターン認識、ヒューマンインタフェースなどの研究に従事。令和3年度文部科学大臣表彰若手科学者賞などを受賞。

本研究拠点は,学問境界や最先端技術と社会の境界,身体能力や文化などの境界(バウンダリ)を超え,互いの営みに対する理解を促すとともに,それらの要素が成果(社会実装)に結びつくメカニズムを機能させる方法論(スパナー)を確立する新しい学問,バウンダリ・スパナー・デザインの推進を目的としています。そのモデルケースとして,転倒予防・転倒リスク評価技術の社会実装に向けた文理融合研究を通じて,転倒リスクを抱える人々が日々の安心安全な生活を営むための「転倒しない街」の実現などを目指しています。学内外の研究者のほか,神奈川県の地域住民・自治体と連携しながら,以下の研究課題に取り組んでいます。
① 転倒リスクをはじめとする内在するヒトの機能の顕在化
② 歩行などのヒトの動作をアシストして機能を拡張するためのロボット・機器の開発
③ 転倒リスク低減させるための住まい・まちづくりに関する研究
④ このような先端科学技術の社会実装におけるELSI(倫理的・法的・社会的課題)に関する研究
⑤ 多様なステークホルダーによる対話(リビングラボ)の実践およびその方法論・規範研究


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文理連携による社会価値実現プロセス
研究拠点

研究拠点長

鶴見 裕之

横浜国立大学 大学院国際社会科学研究院 国際社会科学部門 教授。
財団法人流通経済研究所を経て横浜国立大学に着任。専門分野はマーケティング、主な研究テーマは「計量的なアプローチを用いたマーケティング及び流通に関する研究」。

本拠点の研究目的は、「社会科学研究者と自然科学研究者が協力して、社会価値を実現するイノベーションのダイナミズムを研究すること」です。

大学・企業の研究所・公的研究機関、及びそれらの連携によって、多くの優れた先端的な技術が生まれています。しかし、優れた技術であることは、社会に広く普及・浸透することの十分条件ではありません。社会的に普及するためには、潜在的ユーザーへの売り込み、顕在化したユーザーとの関係性構築、技術のフォローアップ(アフターサービス)体制、特許の管理、国内外標準化への取り組みといった、技術の研究開発そのもの以外のマネジメントが必要になります。

本研究拠点では、以上のような視角に立脚し、経営学を中心とする社会科学者と、実際に技術を開発している自然科学研究者が一体となって、大学で研究開発されている技術の社会への普及ダイナミズムを明らかにしていきます。


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ロボティクス・
メカトロニクス研究拠点

研究拠点長

藤本 康孝

1998年3月横浜国立大学大学院工学研究科電子情報工学専攻博士課程修了。博士(工学)。電気学会、IEEE、日本ロボット学会等の会員。2020年IEEE/ASME Transactions on Mechatronics最優秀論文賞受賞。

現代社会において地球温暖化問題と少子高齢化問題は,多重に対策を施して対応していかなければならない重要な課題です。前者はグローバルかつ時定数の長い問題で,後者は高齢者人口の増加に伴う社会保障の増大という側面と,生産年齢人口の減少に伴う労働力の減少という側面があり,主に先進国で顕在化している問題です。ロボティクス・メカトロニクス研究拠点では,これらの問題に対して,以下の研究に取り組んでいます。
① 製造業やサービス産業分野における動力の省エネルギー化
② 高齢者の自立支援や医療従事者・介護従事者の負担軽減を目的とした機器開発
③ 労働生産性を向上させる自動化技術

持続可能な
モビリティシステム研究拠点

研究拠点長

有吉 亮

横浜国立大学修士課程・博士課程修了。工学博士。2017年より大学院都市イノベーション研究院 特任教員(准教授)。2018年よりLocaliST 株式会社 代表取締役、2020年より「持続可能なモビリティシステム研究拠点」拠点長。
研究歴:都市交通システムの研究
専門分野:交通計画、交通行動分析

持続可能なモビリティシステム研究拠点(愛称:サスもシス)では、低環境負荷・財政的安定・社会包摂に配慮した持続可能な交通システムの実現を目指し、神奈川県内を中心としたフィールドで、以下の研究課題に取り組んでいます。

① 既存の交通手段を利用しやすくするための情報・サービスの連携(MaaS)に関する研究
② 自家用車への過度な依存を抑制するための新たなモビリティサービスの創出に関する研究
③ モビリティサービスの魅力を高めるための空間デザイン(車両、結節点、街路)に関する研究
④ モビリティサービスの基盤となる交通インフラ(道路、交差点、駐車場等)の機能保持と運用効率化に関する研究
⑤ 交通および都市政策の立案に資するモビリティ関連データ基盤の構築に関する研究
⑥ 公共交通指向型開発(Transit Oriented Development: TOD)とその骨格としての公共交通システムのあり方に関する研究

なお、これらの取り組みの多くは、科学技術振興機構(JST)センター・オブ・イノベーション(COI)プログラムの支援によって実施されています。